診療放射線技師かわたいらのドラマ、ラジエーションハウス【第一話】感想「脳が溶けてる!?」

5月 3, 2019

どうも、かわたいらです。ラジエーションハウス、いよいよ始まりましたね。

診療放射線技師である僕が実際の現場と比較しながら感想を書いていきたいと思います!

ラジエーションハウス【第一話】感想

「脳が溶けてる!?」

一般の方には見慣れない、CTやMRIの画像が出てきましたね。

広瀬アリスさんが演じる専門学校卒の新卒診療放射線技師である広瀬も「脳が溶けてる!?」と困惑していました。

漫画でもこの場面がありましたね(笑)

診療放射線技師の立場から言わせると、この新人はどうやって国家試験をパスしたのかというレベルですo( _ _ )o

もちろん創作なので、疑問を出してくれる人がいてくれると話を広げやすいですので仕方ないですけどね!

金属アーチファクトとは?

先ほどの脳が溶けてるように見えた画像ですが、「金属アーチファクト」が原因でした。

CTではX線を用いて画像を作っています。X線が体内を通過する際に金属があると、そこで大きく減弱されてしまい、画像を作るためのデータが十分に得られないことで「金属アーチファクト」が生じてしまいまうのです。

もっと砕いて言うと、X線の通り道を金属が邪魔してしまっているのでその分のデータが不足してしまうのです。

MRIでは強力な磁気、イメージとしては大きな磁石を使って画像を作ります。この際に、金属があるとその場所の局所磁場が乱れ、上手く画像を得ることができなくなってしまいます。

造影剤アレルギーとは

本編で出てきた「造影剤アレルギー」という単語、造影CTや造影MRIを受けたことがある人は聞いたことがあるはずです。

この造影剤アレルギーがやっかいで、発熱や呼吸困難、アナフィラキシー様反応が出て最悪の場合死に至る場合があります。

もちろん造影剤を投与する前には、患者に同意書を書いてもらうことになっていますので勝手に造影剤を入れられてしまうということはありませんのでご安心を。

造影剤を使用して検査をすることは、病変の早期発見にも繋がる大きなメリットもあるので、もしその機会があれば、もちろんない方がいいのですが、今後を十分に考えて受診してください。

新卒広瀬がCTを撮ろうとしていた件

新卒は一定の期間後にしか放射線を患者に照射することができないのでこれもありえないです(笑)

まあこれも創作なのでということで!

まとめ

いろいろ突っ込むところはありましたが、僕にもあんな美人な幼馴染が欲しかった……。

【第二話】の感想はこちら!

診療放射線技師かわたいらのドラマ、ラジエーションハウス【第二話】感想「検査が不十分」